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Shinko Pantec

世界最大級 汚泥減量化設備「エステプロセス」を
三菱化学株式会社黒崎事業所殿向けに受注

当社は、三菱化学エンジニアリング株式会社殿より、三菱化学株式会社黒崎事業所殿向けとして、汚泥減量化設備『 S-TE PROCESS(エステ-プロセス) 』民間企業向け1号機を受注しました。
 受注した汚泥減量化設備『 S-TE PROCESS 』は、活性汚泥処理設備で発生する余剰汚泥を発生させない設備です。従来余剰汚泥は、脱水減容しその後場外処分或いは焼却処理をしていましたが、昨今の地球環境問題における廃棄物削減、投棄場所の制約・費用高騰化等々で、余剰汚泥の減量化は各企業・工場とも関心度の高い問題となっています。
本装置は、自然界に生存している菌体を利用し、汚泥の削減・消滅を計るので、他方式に比べ非常に地球に優しい、処理設備です。
この菌体は好熱菌で、この菌体が出す酵素にて汚泥を分解・可溶化し、水処理系の曝気槽に返送して、完全分解を行います。
運転管理も非常に容易で、温度管理のみで従来活性汚泥処理以下の管理項目で運転できるのが特徴です。
今回受注した三菱化学株式会社殿向けは、余剰汚泥 12,000-Ton/年を発生させない目的で導入されますが、汚泥消滅化プロセスとしては、世界最大級の設備となり、当社受注1号機となります。
(1) 処理余剰汚泥量 12,000-Ton/年
(2) 完成時期 2001年 11 月 末日 工事完了
(3) 処理方式 好熱菌の酵素による可溶化
(4) 特徴 a. 地球に優しい処理プロセス
   自然界に生存する生物を利用しているため、2次公害の心配がない。
b. 運転管理が容易
温度制御により自動運転が可能。
c. 運転経費が安価
好熱菌の活性化のための昇温・曝気エネルギーのみ。又、好熱菌は自己増殖を続けるので、追加不要。
 


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